無患子(ムクロジ)工作
精油抽出中
藍の苗植え
カワラナデシコとムラサキシキブ
月一回の「ひとくらクラブ」例会日である。コロナの縛りも解けて一般参加者を受け入れ出来るようになった。雨で開けたので一庫公園の駐車場は空いている。それでも予約しておられた家族連れなどが参加して下さり、ムクロジ工作を楽しんで頂けたようである。
メンバーからムクロジのブレスレットを提案したいというので、それに合せて簡単なお猿さんのストラップをコラボさせて提供した。人数分のムクロジ種に穴開けを施し、間に挟む模造宝石などキットで用意して下さった。ムクロジが追い羽根の材料になっている見本提示や、外側がサポニンを含むので洗剤として使った事など伝える。
若い一般参加者には難なくブレスレット完成まで漕ぎ着けるが、シニア層である会員には手先の衰えと、穴が見えないなど難儀されたようである。ロクが提供したのはムクロジの実にヒートンを差し込み、ストラップ紐を付け、動眼を貼り付けると、可愛いお猿さんになるという簡単工作である。
同時進行で香を抽出する実験もされた。もちろん手作りの抽出セットである。乾燥した椿の葉で試された。蒸留後に冷やされた抽出液はほのかな椿の香りがする。味見してみたが食用には向かない。薔薇の花だったら素晴らしい精油が出来たのかも知れない。
小雨になったので、お借りしているエリアで藍の苗植えなども子どもたちに体験させた。ニガイチゴが実っていたので、薦めたが味見までする勇気はなかったようだ。保護者が率先して試さないと、子どもたちは手を出さない。
「無患子に 夏の命を 吹き込んで」