ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

馬頭琴(モンゴルの民俗楽器)


 今回の地球環境『自然学』講座は異色でユニークだった。いけばな小原流家元直門教授の 森川 郁子 先生が講師で、夫さんの赴任先としてのモンゴルでの990日間を、見聞録と言う形で多岐に亘って紹介された。
 かなり以前に自転車でモンゴルの草原を駆け回るツアーが企画され、行ってみたい衝動に駆られた時期がロクの自転車時代にあった。トンボのメンバーからモンゴルの旅資料を頂いたこともある憧憬の地である。ゲル体験と草原で大の字になって寝転びたい!と言うのが夢だった。そんな夢の世界に案内して貰えるまたとない講座だ。
 講座テーマは「モンゴル遊牧民の暮らしと生き方」。サブテーマは「持つ」日本人、「持たない」モンゴル人。農耕文化と狩猟文化との大きな違いがあるが、溜めない・持たないと言う生活から生み出される世界観には、学ばされる示唆がたくさん含まれている。
 モンゴルからの京大留学生が馬頭琴を演奏してくれるとの触れ込みがあったので、何時もはオンラインで受講している仲間も教室に詰めかけ、生の民俗楽器の演奏を熱気あふれる中で皆さんと一緒に楽しむことが出来た。2本の弦から共鳴箱を通して流れる音色は哀愁を帯び、何とも言えぬ豊かな世界に聴衆を包み込んでくれる。スーホの白い馬♫をモンゴルの草原で聴いてみたくなっている。


「草原を あなたと駆けたい 夏の夢」

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