8月6日
我が家の千羽鶴
何時もはラジオが朝の情報源だが、昨日は8時からテレビで広島の平和式典を観た。原爆犠牲者への哀悼と、核廃絶への思いを共有したいために、毎年欠かさず続けている8月6日の習わしである。8月9日の長崎にも同じ想いを持っているが、昼間は在宅していることが少ないので、外出先で黙祷したりしてきた。今年は猛暑日続きで極力外出を控えているので、9日は長崎県人と共に平和の誓いを共有できるだろう。
広島市長は核抑止力では平和は守れない!と明確な考えを表明したのに、相も変わらず岸田総理は核の傘下に止まる事を公言して、具体的な核廃絶の道筋を示さない体たらく振りである。あろう事か敵基地攻撃能力を持つと軍拡路線を推し進めている。
78年の歴史を刻み、被爆者が年ごとに減っていく中で、次代の伝承者が声を上げてくれる報道に救われている。2030年までに日本政府も核兵器禁止条約に参加させようというプロジェクトで、取りあえずはオブザーバーで参加してと言うものである。
午後からは能勢町人権協会主催の映画会があり参加してきた。アニメと実写を交えた「ひめゆりの塔」という映画だった。8月6日は終日の平和探求日として過ごせた。
「千羽鶴 せめて綺麗に 原爆忌」