海側から見た海遊館

　　　　　　　　　　　　ミニクルーズ船「サンタマリア」

　　　　　　　　　　　　　外来種タカサゴユリの繁茂

　昨年同時期に一応下見して、残暑厳しい時でも楽しく過ごせるだろうと言うことでサークルの年間計画に組み込んだ海遊館である。シニア世代ではお孫さんのお供ぐらいでしか選ばないだろうと想定しての訪問先である。
　ただ自然観察を目的としたサークルなので、物見遊山では終わらせたくない。年始めの1月6日にJT生命誌館を訪れ、38億年前に誕生した生命の起源に繋がる、進化の過程としての｢お魚｣を尋ねると言う水族館選びである。同じDNAの遺伝子を持つ「お魚」さんは我々新参者ホモサピエンスの大先輩である。よう！先輩会いに来たぜ！と言うにはおこがましいかぎりだが、そんな生命の繋がりを意識する例会に成れば良いと思っている。
　おまけとしてミニクルーズも盛り込んだ。45分のクルーズ体験だが、またとない思い出作りに一役買ってくれそうである。大海まで漕ぎ出す事は無いが、海に繋がる河口で川風を受けながら、生命誕生の源「青い地球」を感じられたら言うこと無しである。
　セット料金で3,700円を下見に掛けるのはかなりの負担になる。昨年の下見を思い出して行ったつもりになり、あとは時間配分と昼食場所、反省会の場所探し、チケット売り場の混み具合など、謂わば導線確認の下見をしてきた。フードコート内の缶ビールが概ね350円で販売されているが、300円で販売しているお店を見付けられたのも下見の成果である。なんと小市民なことかと自分でもあきれている。

「夏の締め　大航海と　洒落ようか」