無花果(イチジク)
熟れてくれるかな~期待のイチジク
シソの花が咲き出した
同居カエル🐸
昨年春に、所属するひとくらクラブの仲間からイチジクの苗を頂いた。来年になれば実を付けるよ!と期待を持たせてくれたが、疑心暗鬼で葉を落とした幼木を春先から観察してきた。他の植物に遅れて芽吹きして来たが、成長は早くいっちょ前の大きな葉を展開した。確かに葉腋に赤ちゃんイチジクがつき、日増しに大きくなっている。これが熟れてくれるかどうかはまだ判らないが、しっかり根付いていることは確かだ。何でもフランス産の白イチジクらしい。我が家で採れるようになれば高価なイチジクを買わなくって済む。
子どもの頃は柿の木とイチジクは庭先に植えられていた。大木になったイチジクを採るために二股の竿先を操って、親が採ってくれたのを思い出す。
近隣の川西市が昔からイチジク栽培をしていたので、大阪でのブランドになり少しお値段が張る。あるブロガーさんがゲットされたイチジクの価格を見て、近くに転居したくなるほどの衝撃を受けた。大好きなイチジクを庭で採れるようになることをひたすら願っている。
イチジクは紀元前から栽培されていたらしいが、日本には17世紀江戸時代に中国から長崎に渡来してきた。「無花果」といわれるのは、花を咲かせないのに実を付けるとのことだが、本当は花の花托が発達して、イチジク型の「隠頭花序(いんとうかじょ)」という構造になる花を付ける。我々は花の塊を頂いている訳である。
生食が一番だが、乾燥させて薬用として使われる。葉にも薬効があり、浴剤などに使われる。いずれにしても有用なイチジクである。
「昔日に 想いを馳せる 無花果の」