ナナカマド・ミツバアケビ・ツチグリ

　　　　　　　　　　　　　お洒落なカマキリ君の演出

　妻の主宰する会は｢山友会｣、｢2木山の会｣、｢3木山の会｣、｢歴女の会」で、日程的に参加可能なのは木曜日だけだから、2木、3木には参加させて貰っている。お邪魔虫のつもりで最後尾をついて歩くだけだが、参加率が良いので最近では準会員ぐらいに扱われている。
　昨日は終日の雨予報が出ていたのでコース変更して「ささやまの森公園」に行くことになった。幸い雨も降っていないので山コースに足を踏み入れることになった。「公園」と名乗っているが「深山」への登山口にもなり、縦横にハイキングコースが整備され、時たま熊まで出没する変化に富んだ里山型公園である。兵庫県にはそんな公園が各所に設置されている｡先日「トンボのメガネ」で訪れた｢西谷の森公園｣も同じ形式の里山型公園である。
　緩やかコースの「山友会」と「3木山の会」に参加されるようになったメンバーさんに、案内が「公園」となっていたので、ブランコや滑り台のある公園だと錯覚されて来られたが、スニーカーでも足元不確かな山道コースに案内されて、それ以後、｢公園｣に騙されないと学習したユニークな御仁がおられた。
　公園内にはナナカマドが植栽されていたり、アケビ棚なども設置されている。キノコ類なども眼に付くので、時折僕の出番が廻ってくる。ツチグリが群生していたので、ナイフで子実体を分解しようとしたが、既に老菌化していたので、胞子を吹き飛ばすだけだった。それでも皆さんは感心して観ておられた。

「秋雨も　樹林が傘に　なる山へ」