時空の広場
大阪駅の全ホームを俯瞰出来る4階部分に「時空(とき)の広場」と言うオープンスペースがある。その場所を若者に混じって有効利用している異色と言うべきシニアがいる。
天王寺慶択園の四阿を「トンボのメガネ」の相談場所として活用させて貰っているが、大阪での相談場所としては此処時空の広場がうってつけである。資料類などを拡げて企画相談など出来る空間がありがたい。時間を気にすることなく居座ることが出来る。
サークルでは年末までに来年度の年間計画をお知らせしなければならない。メンバーは24回の例会訪問先を見て、参加の可否を判断されるようである。トンボ命と思っておられる方は全ての例会に参加して戴けるので、心強い仲間である。サークルのコンセプトは “来る人拒まず、去る人追わず” で、集合駅に集まった人たちだけで例会をスタートさせる。従って会費も不要だから気楽な運営だ。年間計画に沿って毎回の詳細案内を出すようにしている。例会が終われば活動記録を参加者に届ける。
そんなサークルの2024年度の年間計画を作るために、事務局の赤とんぼさんと「時空の広場」で企画会議を持ってきた。訪ねたい植物などを出し合い、訪問地の検討と季節の判断をしなければならない。1日で24ヶ所を埋めることは出来ない。こんなところにも温暖化が季節判断を鈍らせている。半分ぐらい決めた段階でお開きとした。
帰宅した僕を本物の赤とんぼが待ってくれていた。
「まつりごと 俺には無縁と 赤とんぼ」