秋茜(アキアカネ)
夕暮れ迫り、羽を休めるアキアカネ
こちらはノシメトンボだろう
カマキリが獲物を狙って待機中
エノコログサも秋を演出
アカトンボと言えば直ぐに思いつくのがアキアカネである。それほど馴染みのあるアカトンボだが、最近は数を減らしているようだ。
夏場の高原などではよく見かけるトンボで、葛城高原では、そよ風に吹かれながら飛翔している姿に一服の清涼感を与えてもらった。彼らも夏の暑さを凌ぐために山で避暑しているのだろう。立秋を過ぎた頃から里に降りてくる。童謡のアカトンボは多分アキアカネのことだろうと勝手に想像している。最近は参加していない混声合唱団だが、昨日の練習日には「赤とんぼ」を歌っているのかな?と懐かしんだりしている。ダークダックスの象さんが天寿を全うされたニュースも流れた。
サークル名を「トンボのメガネ」と名乗っているが、アカトンボの区別もつかないぐらいの極楽トンボ振りである。トンボの同定では幾度かLove mantis-338さんのお手を煩わせて教えて貰ったことがある。最近ではばみさんがトンボ図鑑まで購入されたので、僕よりもたくさんのトンボをご存知の筈だ。自信はないが昨日の散歩途中で出会ったアカトンボはアキアカネとノシメトンボだと思っている。
里に降りてきた直後は、田んぼの周りを飛び回っているだけだったが、昨日は鹿害防護ネットでたくさんのアカトンボが羽を休めていた。ツバメと同じように塒(ねぐら)感覚で休んでいるのかな。そう言えば最期のツバメが電線に集結して、南へ帰って行った。
「何故かしら 飛び出す音符 秋茜」