月々に月観る月は多けれど🌕
十五夜の満月
今朝も名残を留めて
月をイメージした京阪宇治駅舎
画家 西山ゆらさん「月の帯」
今年は天気に恵まれて十五夜の満月を心ゆくまで楽しめた。今朝もまだ満月の面影を残しながら西の空に沈んでいった。来月の十三夜の月にも遇いたい。その時には酒を嗜みながら月見酒として愛でてみたいものである。あいにく昨夕は10月5日までの休肝中だから、月見の雰囲気だけで我慢した。
トンボのメガネの来年度の訪問先に使えるかな?と「宇治市植物公園」を訪ねてきた。牧野富太郎博士ゆかりの植物園で、特別企画として牧野富太郎「人生と植物」展示会場が10月1日まで開催されていた。それにも触れたかったので急遽の訪問となった。六甲高山植物園などにも牧野さんの足跡を訪ねているので、トレースする感じだったが、たまたま会場に「らんまん」に登場した植物たちを、忠実に再現されておられる、画家の西山ゆらさんが来られていた。彼女の~らんまんの花々~展示もされていた。
断りも無しに彼女の後ろ姿を撮らせて頂いた。会場で月見会が催されるので、それに併せての帯をしてこられたのだろう。何と心憎い出で立ちか。後で気が付いたのだが、宇治市は月の名所だと言うことを失念していた。観月橋もあり、京阪宇治駅は月をモチーフにしたお洒落な駅舎になっている。終日(ひねもす)月の世界に浸ってきたわけである。
「宇治に降り 月の聖地で 待てば月」