ポポ―の木
冷蔵庫で春まで眠らせる
丹波の黒枝豆
ひなたぼっこ中のカマキリ君
子ども見守り隊のメンバーから珍しいポポをお裾分けして頂いた。以前にも接した記憶があるがほとんど覚えていない。名前からして愛しくなる木の実である。正式名称はポポ―ノキだが、略称したポポが馴染みやすい。子どもの名前につけたくなるネーミングだ。
北米原産果樹だが果皮が薄いために傷みやすく、流通に乗せられないので商品化出来ないようである。明治30年頃に渡来してきた果樹だが、メジャーな果物にならなかった。それでも東北から九州まで広く栽培されているのは、道の駅辺りに限定して出荷するためかな。
黄色いクリーム状の果肉は上品な甘さで、ドリアンの味を思いださせる。香りも優れているので、渡来してきた頃は「香りの良いドリアン風味」として珍重されたことだろう。
アケビやムベに似ているが、中には大きな種が入っている。育ててみようと思い立ったが十数メートルもの高木になるとのこと。更に実が出来るまで7~8年掛かるらしい。発芽させるためには種を冬眠させなければならない。取りあえず冷蔵庫で眠らせておくことにして、来春種を蒔くかどうか判断しよう。存命中に実が出来る保証はないのだから。仲閒から頂いた無花果も8個の実を付けてくれたが、熟れずに硬いままで終わりそうである。味見は来年に持ち越しすることになる。
娘婿から丹波の黒枝豆が届けられたが、今年は何処とも出来が悪そうで小振りだ。ビールのお供としては最高の枝豆だが、急に押し寄せた寒さが、ビールを遠ざけている。
「食卓に 秋の果物 ポポという」