ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

クリスマス・ホーリー(西洋柊)

            サザンカも負けずに赤い花を


 12月に入っても晩夏か初秋を思わせる暖かい日が続き、こんなに暖かい師走は初めての経験!と天気予報番組で度々放映されていた。ところが昨日は一転して真冬に突入し、一気に厳寒期の寒さをもたらせた。余りに暖かかったので帳尻合わせに、強烈な北風を呼び寄せたのかも知れない。沸騰したお湯に氷の塊を投げこんだ感じである。
 忙しさで余り散歩にも行けていなかったので、久し振りに町内散歩に出掛けた。それほど寒くはないだろうと高を括って家を出たが、手袋が必要なほどの寒さである。日中でも気温表示では4℃しかない。2万歩コースを歩くつもりで出掛けたのだが、歩いていても身体が温まらないので、途中で引き返すことになった。
 植栽されているセイヨウヒイラギの赤い実が鮮やかだ。欧米ではキリスト教に欠かせない樹で、クリスマス・ホーリーと呼ばれている。トゲのある葉っぱを「茨の冠」に見立て、赤い実は「キリストの流した血」という意味合いである。日本ではクリスマスの飾りにヒイラギモチが代用されている。どちらもモチノキ科モチノキ属で近似種だ。時々ヒイラギの葉を代用されるが、モクセイ科だから別物で、実も赤ではなく黒い実だから飾りとしては使えない。ヒイラギは年が明けて節分の時に鰯と一緒に使って欲しい。
 セイヨウヒイラギとヒイラギモチの区別は、前者は棘が四方にあるが、後者は葉の先端に棘を持つ。樹木が古木になると棘のない葉に変わるというのは、ヒイラギと一緒だが、それらは二型葉と言われ、有刺葉と無刺葉が混在するようになる。
 年を取れば丸くなると言われるが、年寄りほど頑固になる。3000万以上の裏金を貯め込んだ年寄り議員の高慢な態度は頑固親父の典型だ。取材記者に「馬鹿か?」だって。


「聖樹観て あれやこれやと 急かされる」

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