ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

よく歩いた年末年始

         奥に進むとだんだん人の姿がまばらになってくる

           よく頑張ったと大晦日の夕餉は焼肉


 今年の大河ドラマが紫式部を主人公とした「光る君」だと言うことは、かなり以前から知っていたので、何としても宇治に宿を取りたいと探していた。最近は一泊二食付きの旅館というのは姿を消してしまい、殆どが朝食のみというB&Bスタイルに変わってしまったようだ。辛うじて名のある老舗旅館が残っているが、庶民が泊まれるような料金ではない。
 宇治では探しきれなかったので、かなり宇治に近い伏見に宿を取った。ここもご多分に漏れずB&B形式である。バスで押し寄せる団体客まで受け入れている。交通の便は良いのだが、宿に大浴場がないというのが難点だった。
 せっかく伏見に宿を取ったので、伏見稲荷をしっかり歩いてみたいと、チェックイン前に荷物を預かって貰い、夕食前にインすれば良いとウオーキングに出掛けた。稲荷大社は予想外の人出で、外国人観光客でごった返している。京都トレイルの山歩き途中で、鳥居を何度か横切ったことがあるが、鳥居の周回まではしていなかった。今回は観光地巡りということで街歩きの革靴である。頂上まで行くつもりはしていなかったのだが、目の前の登りコースを見て、途中で引き返す等と言うことは我々の流儀に反する!と全コースを歩くことにした。だんだん人も少なくなってくる。爺婆の姿は見当たらないのは当然だろう。一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰などと言うのは、現地に行ってみて初めて知った信仰ポイントだった。一ノ峰と言うところが頂上だった。標高こそ233mしかないが、かなりの長いコースで階段ばかりなので爺婆にはこたえる。昼抜きなのでシャリバテしたのかも知れない。下山してから屋台の焼き草餅にかじりついた。
 大晦日の夕飯はホテル近くの焼き肉屋に行ったために、年越し蕎麦を食べ損ねた。(つづく)


「数知れぬ 鳥居潜りの 大晦日」

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