負けたらあかんで東京に！と願ったが

　　　　　　　　　　　　　　　〆て900円の夕餉

　　　　　　　　　　相も変わらず山本一力

　バレーボール全日本高校選手権（春高バレー）で大阪の昇陽は準決勝戦まで勝ち残ってきたが、前春高バレー覇者と全国高校総体優勝校の駿台学園に3－0で敗退した。昨夏の全国総体でも準決勝で敗れた相手だったが、再びのリベンジを果たすことは出来なかった。
　昼間にテレビを観る習慣がないので、録画してゆっくり楽しもうと思っていたのに、娘から教え子たちの敗退情報がいち早く届けられ、アレ！を期待していたのにがっくりした。それでも戦い振りを観たかったので、振り返りの意味で観戦した。
　やはり覇者だけあり、全てに亘ってリードされていた感がする。一瞬だけリード出来たが、ミスなどが目立ち、相手の攻めに機敏な対応出来なかったようである。この経験が次回に活かせるように期待したい。
　妻は新年早々の5日からガイド当番で事務所に詰めだしたので、買い物などの主夫業が増えてきた。図書室に本を返しに行ったり、切らしている灯油の調達、夕飯用の食材調達など仰せつかる。風呂掃除も頼まれていたが、すっかり忘れてしまうほどの多忙さである。洗濯物を15時に取り入れるのは学習できているが、風呂掃除はたまにしかしないので、頭の中にインプットされていなかった。風呂に一日ぐらい入らなくっても死にはしないとうそぶいておく。
　「入る」より「食べる」に頭が回っているので、食材調達と料理で妻をうならせたい。殻付き牡蛎がお買い得だったので、中羽イワシと共に食卓に載せれば、立派な夕餉になる。牡蛎はシンプルな酒蒸しにし、イワシは蒲焼きにした。今年は365日の半分ぐらいは休肝にしようと心がけているのに、自分から酒が欲しくなる献立にしている。7日間で休肝は3日間という滑り出しである。

「アレよりも　これが良いねと　蒸し牡蛎を」