ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

里道歩きと葉書の木

             里道には霜柱が残っている

          境内のタラヨウ雌木と葉裏に小枝で落書き


 冬休みが終わり、通学児童のための朝立ちが始まる。元気な子どもたちの姿に接し、爺さんもぬくぬくと怠惰な時間を過ごしておれない。しっかり防寒着を着込んで見守り活動に立つ。ワークマンで調達した防水防寒の靴を見せびらかす。週に何度か駐在さんも駆けつけてくれる。子どもを渡らせようとした信号を無視した車が通り過ぎる。駐在さんはパトカーをUターンさせて追跡してくれる。無謀運転手を確保できただろうか?顛末は後日談として伺うことになるだろう。子どもたちにも格好良さは伝わった筈だ。
 そんな朝のスタートだったが、気温こそ低いが朝から快晴なので、久し振りの散歩にも出掛けることにした。のどかな田舎風景を訪ねようと、今では余り利用されていない里道(里道)を巡ることにした。里道を歩いていると思わぬ場所に繋がっていたりする。地元神社の一つである岐尼(きね)神社の近くにでたので、取りあえず参拝気分で寄り道した。
 境内にはタラヨウの雌木が植わっている。赤い実を付けているので雌木だと判断したまでだ。お寺にはよく植栽される樹木だが、神社にも植えられているというのは、かっては神仏習合体であったのかも知れない。
 モチノキ科タラヨウは葉の裏に字が書けると言うことで、そこから「葉書」と言う言葉が生まれ、郵便局のシンボルツリーになっている。タラヨウの由来は、インドで経文を書いていた多羅樹に準えて命名されたと言う経緯を持つ。小枝を見付けて葉裏に参拝記念として記してきたが、何時まで残ってくれるか?度々訪れて確認しなければ。


「明けの道 いにしえ人の 足跡が」

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