鎌の月・忍冬（スイカズラ）・カシワ

　　　　　　　　　　　　　ねんてん先生の俳句教室

　　　　　　　　　カレー風味のおでん（ビールに合うのだが）

　禁煙というのが大変だったのを思い出す。幾たび禁煙にチャレンジしたことか。現役中の話であるから随分と昔のはなしである。同僚に煙草をねだったことも数え切れない。彼らからは「お前禁煙しているのでは？」と言われるので「禁煙と言うより買うのを辞めている」と言い訳しておねだりした。煙草をやめるきっかけになったのは、山案内をし出したのと、学校への出前教室で子どもたちに接するようになったから。喫煙が身体に悪いと言うことは学習済みだった。家でも長らくホタル属として、副流煙を室内に充満させることには気を遣ってきた。
　それに比べれば「禁酒」は全然苦にならない。最高記録が「80日間世界一周」を越えるぐらいの休肝日で、血液検査でアルコール摂取が、肝臓数値にどれだけ影響しているかの因果関係を確認したかったからである。結果的には殆ど変わりがないと言うことで、それからは安心して飲み続ける日々を甦らせた。たぶん処方して貰っている薬が肝臓数値を上げているのだろうと、勝手に判断している。基本的に薬には副作用がつきものだから。
　アルコールなら何でも飲むのだが、特にビールが好きなので冬場でも欠かしたことがない。ただビールを飲んでいると腹回りと体重の増加が気になる。まだまだ山を歩きたいので身軽な体型保持に努めたい。せめて胴回り82㎝の山用パンツがはけるようにしておきたい。そんな思いで年間飲酒日数を半分に決めた次第である。昨日までに6／10の休肝を持続しているので良い滑り出しだ。新年会よりも望年会の方が多いので、年の前半で休肝日数を稼いでおかなければならない。
　昨日はねんてん先生の俳句教室だった。課題句と自由句を持って臨んだが、誰からも評価して頂けなかった。そんな日もあるさ！

「えびす顔　一句ひねろか　おでん鍋」