「辰」の山へ
4等三角点で三角点の説明中の妻
巨岩に雨乞いの
サンズイ偏に里人の想いが
好きな棚田風景
1月最初の山歩きには干支の名が付く山などに出掛けることを念頭に置いている。ただ山サークルとして取り組むには色々と制約があり、遠出までは出来ない。今年の干支「辰」は、地元能勢町に竜王山と言う山が2座も鎮座している。言わずと知れた雨乞いの山で、全国にあまたとあるだろう。「ふるさと富士」よりも多いはずだと推察している。
年末に転倒した時の膝の傷も痛みを感じなくなってきたので、2木山の会コースでもついて行けるだろう。昨年山であくびをしたモンベルの山靴の修理状況も確かめたい。念のために2本ストックで臨んだ。アルコール断ちをして、幾分体重も減らしてしてきたので、膝への負担も掛けずに、遅れを取ることなく頂上まで歩くことが出来た。
下山には自信があるので山から脱出したら、しんがり役を投げ捨てて先頭を歩き、所々で皆さんを振り返り待つ、という何時ものパターンである。山の中では妻がリーダーだから、出しゃばらないように努めているが、安全地帯に出れば許容して貰える筈だ。
出発地点の道の駅に3時過ぎに帰り着いたので、12人はお茶タイムをするというが、あまりコーヒー文化に馴染まない僕だけがお先に失礼して帰宅する。洗濯物を取り入たり、風呂の湯を張ったり、夕飯の献立を考えたりの主夫業に早変わりである。久し振りに汗をかいたので、自分へのご褒美に早風呂とビールを奢った。
大晦日にはキツネの山を駆け回り、年初は龍の山に登れたので、今年も良いことが待ち受けていそうな予感がする。
「初登山 飛龍のごとく 駆け上がり」