ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

咲いた咲いたコロナが最多😞

             咲いた咲いたムクゲが咲いた


 一週間後に迫った「夏休み元気ひろば」を開催出来なくなった!との電話連絡が朝一番に入ってきた。まさに「槿花(きんか)一朝の夢」と言う如くに今までの苦労が泡沫のように消え去った。残念な気持ちと裏腹にホッと出来たのも偽らざる心境である。
 小学校内でコロナ陽性者が拡大したのでやむを得ぬ対応である。7波突入か?と取り沙汰されている間に、一気に第6波を凌ぎ過去最多の陽性者だとの報道が流れた。全国的にも「過去最多」らしいが、能勢でも昨日は35人というべき桁違いの陽性者が出た。たぶん小学校あたりでクラスター発生したのだろう。今日から夏休みに入るので、このまま沈静化出来ればと期待している。
 コロナが拡がると吉村知事と小池知事がテレビに登場する回数が増える。通天閣の照明を黄色から赤に変えるぐらいしか手が打てないのだろうか。そう言えばイソジンでうがいを!などと言っていたのは2年前のことだった。今回も大阪は過去最多の陽性者を記録したが、過去に記録した犠牲者日本一の汚名だけは繰り返して欲しくはない。
 記事の導入部に使った「槿花」とはムクゲのことである。花期が長く初夏から秋まで一日花を咲かし続けてくれる。万葉種に詠まれている朝顔はムクゲだという説もあるぐらいだから、中国から平安時代に渡来してきたとも考えられているが、渡来時期は不明らしい。日本では観賞用として植栽されているが、花・実・樹皮・根など全株に薬効があるので薬草として利用されている。
 ムクゲは言わずと知れた韓国の国花である。安部さんが韓国からの要人を事務所兼倉庫のような処で冷遇した画像が脳裏に焼き付いている。嫌韓ムードの火付け役になり、韓国旅行も出来なくなったことを思い出す。故安部さんを最大限に政治利用しているが、彼の功罪をうやむやにし、国民の意識を一億総動員する如き時代錯誤の「国葬」などはやめて欲しい。死者に鞭を打つつもりはさらさらない。遅ればせながら安らかにお眠り下さい。


「ひと一人 通らぬ舗装路 花木槿」

幽閉生活😞

             7~8mmの部品に穴を空ける工夫

                ドリル掃除用

               雑然とした工作室

            504gの厚切りステーキ調理中


 梅雨末期とも言える不安定な空模様だから外出できない。それに輪をかける如くの宿題を抱えている。今月末に迫った小学校の「夏休み元気ひろば」の工作準備をしなければならない。50人分の工作キットを一人で用意するというのは大変だ。年末の干支工作に匹敵するぐらいの忙しさだから、終日工作室(夢工房極楽トンボ)で過ごす時間が多くなっている。
 でも材料作りをしていると、色々とアイデアが浮かび上がるので、頭の体操にはなっているようだ。人間は労働することによって進化してきたと言うことが実感できる。今回も小さくスライスしたシュロの葉柄を目のパーツに使いたいが、黒目を入れるためにドリルで穴を空けなければならない。安全に穴開けをするために専用のガイドを作った。ドリル掃除用としてバイスに歯ブラシを挟むことまで思いついた。
 幽閉生活で唯一の楽しみは大相撲を観ながらの夕飯である。8月初めに通院日が設定されているので休肝モードに入らなければならない。雨の中を食材調達に走った時、目に入った牛肉ブロック504gが赤ワインだよと誘惑する。最近は蒸し暑さに負けてしまい「金麦」500mlを空けるのが日課になっている。それだけでは収まらないので冷やした日本酒かハイボールをたしなみつつ、「休肝は明日から!」が何日続いたことだろう。


「夏場所を 観ながらプッシュ いい響き」

棕櫚(シュロ)工作で

             ご近所の棕櫚をいただいて


 頼まれていた「夏休み元気ひろば」への工作は、季節的にもホタルが良いのかな思っていたのだが、使える材料や光るホタルのアイデアが思い浮かばない。ドングリで作るとカナブンぐらいになり、ホタルの可愛さを表現できない。蛍光塗料を使うのも自然工作から遠ざかるようなので出来れば避けたい。
 試行錯誤の末に思いついたのはアマガエルである。素材の色がアマガエルに近いシュロの葉柄を使えば、着色しなくっても事足りる。可愛いストラップでも良いのだが、凧糸を使って登るアマガエルが子どもたちの興味を惹きつけるだろう。シュレーゲルアオガエルをもじって「シュロガエル」と命名する。出来れば葉っぱを使って作るバッタも提供したい。
 教育委員会からの連絡では申し込みが70人を越えたので、やむなく50人まで絞ったとのこと。何時もお願いしているキャパは20人までなのに・・・。とても一人では対応できないので、前回もお手伝い願った方々に集まっていただき、手順を把握してもらうために試作品をいただくことにした。シュロの葉っぱで作るバッタは是非マスターしたいと、時間のたつもの忘れて必死で頑張っておられた。
 作り直した紙芝居も、声の通る女性にお願いして披露して頂いたところ、知らないことばかりで勉強になったと喜ばれた。


「棕櫚の柄に 命吹き込み 雨蛙」

『源氏』完結へ

             「源氏のしおり」製本で完!

            本棚で眠るセピア色の与謝野源氏


 地球環境『自然学』講座で「源氏物語」を研究しておられる方の話を聴いたのが呼び水になり、本棚の中から与謝野晶子訳の文庫本を取り出したが、字が小さく、さらに紙が変色してしまっているので読めない。図書室に出向き、手始めに田辺聖子の「新源氏物語」全5巻を読み出した。同時に紫式部原文にも目を通したくなり、娘の受験参考書で間に合わせた。
 寝床読書家なので一冊を読み切るのに概ね4~5日かかっている。ところが「源氏物語」は現代語訳されているものの、和歌が主要な部分を構成いるのでなかなか流し読みできない。一週間に一冊と言う遅いペースで読み進んだ。田辺源氏を読み終えたが、おぼろげに平安貴族たちの姿が浮かんだだけで、読み終えたという達成感がない。これでは駄目だと思い瀬戸内寂聴訳全10巻を借りることにした。田辺源氏から瀬戸内源氏に変わっても読書ペースは変わらない。やっと最終巻までたどり着くことが出来た。読み始めて概ね4ヶ月位になるのだろうか。はやく源氏から脱却したい。瀬戸内さんの本には巻末に「源氏のしおり」という解説が付いている。全10巻のしおりだけでも立派な冊子が出来る。54帖を振り返るよすがとしてコピーし製本することにした。
 サークルメンバーから誰がお好みですかと聞かれた。やはり準主役としての紫の上でしょうと答えておいたが、彼女は末摘花に興味を持たれて朗読会で発表されたらしい。こんな文学談義が出来るのも楽しい。


「侍らせれ ビールの酌を 夢に見し」

身近なトンボたち

               ハグロトンボ♂と♀

              同定できないトンボ


 サークル名を「トンボのメガネ」と名乗っているのに、名前すら同定できないトンボの何と多いことか。我が家のビオトープ風花壇を住処としているハグロトンボは、ミョウガの葉に止まり、近くを飛ぶ小さな翅虫を捕食している。オスの金緑色に輝く胴体が美しい。たむろしているのは圧倒的にメスが多いように感じる。
 一度羽化したばかりのオニヤンマが羽根を乾かせるために来てくれたことがあるが、その後、来てくれることも無いので、たまたまの通りすがりだったのだろう。もしかしてショウジョウトンボのメスかなと思われるトンボも絶えず羽根を休ませているが、まだ同定できていない。小さな蝶(蛾)なども羽根を休ませに訪れてくれる。お馴染みのシオカラトンボも止まる場所によって、一段と見栄えが良くなるものだ。
 コロナの急拡大で宿泊例会を中止したので、その穴埋めとして8月前半の例会は昨年作った「虫除けトンボ」工作を提供することにした。こちらの材料も準備しなければならない。
忙しいと悲鳴をあげられるほど充実した日々を送れている。


「暫くの 浮気相手は 蜻蛉かな」