ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ミモザのブーケ

              頂いたミモザのブーケ

          「明日からも 二人三脚 花ブーケ」

             ブーケとリースのドッキング


 遅ればせながらミモザの写真を撮りたいと、大阪市立自然史博物館に行ったついでに長居公園内を歩いてみた。長居植物園がリニューアル工事のために4月まで休園されている。園内にはミモザがあったはずだが、最寄り駅までの道中に探し出すことが出来なかった。
 先日「つるとはな展」春バージョンを開催していると作者の方に伺ったので、挨拶代わりにお邪魔してきたが、そのお返しというわけではないのだろうが、ミモザのブーケが届けられた。本来なら男性から贈られるのがミモザである。イタリア人と少なからず付き合いのあったロクとしたことが。昔から女性に花束を贈る習慣が身についていたはずなのに。家族ぐるみの誕生会などではバラの花束をプレゼントしたりしていた。スキー場民宿の女将さんの誕生日に、同行した仲間と町まで花束を買いに行き、帰り際に差し上げた。今までこんなサプライズは経験したことがないと泣かれてしまった。帰りの車で裕次郎の “粋な別れをしようぜ~♪” を歌いながら帰ったことまで思い出す。
 坪内ねんてん先生の俳句教室だったので、宿題の自由句に「花ミモザ」を詠んだ句を携えていった。国際女性デーの翌日と言うこともあり、句の言わんとするところは皆さんに理解されたようである。帰宅してから頂いたミモザのブーケをリースしめ縄とドッキングさせ玄関の飾りとした。


「玄関は ミモザ飾りの 西洋風」

植物 特別展

       オマケは長生きの「奇想天外」


 1月14日~4月3日までのロングランで『植物』特別展が大阪市立自然史博物館で開催されている。サブテーマは~地球を支える仲間たち~。NHK大阪放送局と朝日新聞社との三者で主催され、植物を観察テーマに掲げている我々サークルとしては、是非とも覗いてみたい植物ワールドの世界である。
 コロナ禍中での開催と言うこともあり、入場制限される事を心配していたが、適度な流れで説明板を読みながら観覧することが出来た。ブログで紹介するにはあまりにも範囲が多岐にわたるので、大きな植物に絞って画像紹介したい。朝日新聞には植物展の模様が何度か掲載され、展示物の紹介などもされているのでご存じの方も多いことだろう。
 世界最大の花 ラフレシアは鶴見緑地の「咲くやこの花館」にも展示されているのでお馴染みになっているが、2.72mもの高さになるショクダイ(燭台)オオコンニャクにはびっくり仰天。一堂に集められたこれらの植物たちは、近隣の植物園で観ることも出来るので、植物園観察会の折には知ったか振りで説明できるぞ!とたくさんの驚きをインプットしてきた。後はどれだけ覚えているかだけである。


「寒いなあ~ 縮こまらずに 背伸びせよ」

ミモザの日


 日本でも次第に認知度を増してきた「ミモザの日」が3月8日である。先日撮っておいたミモザの画像を今日のために温めておいた。ミモザとはマイ図鑑によるとフサアカシアの方を注すらしい。日本には葉が銀色っぽいギンヨウアカシアもたくさん植栽されているので、区別なしに「ミモザ」としても間違いないだろう。
 国際女性デーを3月8日と国連で制定されて半世紀近くになるが、まだまだ女性の権利は低い。やっとジェンダー平等の主張が叫ばれ出してきた。男女共同参画の活動は行政の重い腰を上げさせているが、根底には男性の意識改革が欠かせない。長らく続いた家父長制の殻から抜け出せない、古い日本の体質が未だに残っている。でも前に進めるための女性デーだから、少しでも良くなってきている到達点を喜びたい。
 皮肉にも国際女性デーの発祥は、ロシアの二月革命で女性が参政権を得た事に由来する。そんなことをプーチンは知っているのだろうか?改めて憤りを感じる。
 今日は女性の画像で華やかにしたいのだが、あいにく手持ち画像も持ち合わせがない。昨日幽閉中に録音した際の画像などでお茶を濁すとするか。


「明日からも 優しくしよう 花ミモザ」

お誘い2カ所

                知人の作品

                  春の雪


 知り合いが公民館フェスタのイベントに作品を出したから観に行ってと誘われた。春に開催される文化展で府県境の猪名川町の図書館で開催されている。地元サークル発表の場として提供されているもので、絵画サークルや写真サークルからの出品が会場を飾る。きっかけがなければ訪れないのだが、彼女がどんな作品を描かれたのか興味津々で拝見してきた。今度会ったときに褒め言葉を交えた感想を言わなければならない。所属されているのは水墨画のサークルだった。モノクロの世界ばかりだと思っていたが、墨の邪魔をしない程度に彩色もされている。版画サークルの作品群も目を惹きつけた。モチーフも様々でカーリングなどタイムリーな作品があったり、水彩画かと思わせる作品もあり、画材の進歩と共に表現の幅も拡がっている。
 車で出たついでにもう1ヶ所のお誘い処にも立ち寄る。昨年末に開催された「つるとはな展」の春バージョンである。農家を利用したギャラリーでのイベントである。そこは爺婆には敷居が高かったので、何時も横目で見ながら通り過ぎていた。今回はお誘いを受けたのでこれ幸いと室内までくまなく拝見させて頂いた。普段は料理教室などにも使われているとのことで、古民家を有効活用されているのに感心すること仕切り。大阪のてっぺん能勢に新しい風が吹き込んでいるのを実感できる。
 今朝も雪景色である。春待ちロクを足止めにしそうだ。


「もうごめん 戦争被害と 春の雪」

身近な野鳥たち

        ツグミ・シジュウカラ・バン・コチドリ・コサギ・トビ


 馬見丘陵公園で野鳥も観察対象にしていたつもりだが、メインは河津桜だったので双眼鏡までは持って行かなかった。だから梢を飛び交う小鳥の種類までは確認できなかった。たくさんのバーダーさんが望遠を構えておられたので、通りがけに声をかけるぐらいだった。肉眼で確認できたのはメジロ、コゲラ、シジュウカラ、ツグミぐらいで、水鳥のヨシガモやクイナの仲間ヒクイナに出会えることもなかった。辛うじて岸近くのバンの赤いクチバシを写真に収められたのが成果である。
 里山でよく見かける冬鳥は、地面を跳ね回るツグミだろう。昔はカスミ網を仕掛けて食用として獲られていた。スズメを食べたことはあるが、ツグミを食べた経験は無い。キジバトは獲物として時々届けられた。
 冬鳥のツグミは3月の声を聞くとシベリアへ帰って行く。日本にいる間の活動はひたすら生きるための体力作りに費やされる。群でやって来たツグミはバラバラになり、単独行動で餌を求めて野原で跳ね回る。枯れ葉の下などで越冬している虫を探すためである。その様子が “だるまさんが転んだ” と遊んでいる幼児に準えられている。繁殖行動はしないので恋の囁きと言うべきさえずりをしない。無口なところからツグミと名付けられた。
 シベリアに帰って行く彼たちは大丈夫だろうか?かっての抑留民が頭をかすめ、ロシアのプーチンまでに連想ゲームが進む。21世紀のヒットラーと言っても過言ではないだろう。世界中の正義の声が燎原の火のごとく燃え拡がっている。核のボタンを手にするプーチンを抑えられるのは一人一人の声でしかない!
 プーチンも怖いが、どさくさに紛れて日本も核武装を!と言い出す時代錯誤も甚だしい「維新」がもっと怖い。右翼政党「維新」の本質が露呈されてきた。


「ツグミたち 戻れば声出せ 北帰行」